Camp North
Outdoor Support
◇Packrafting Tour
◇Snowshoeing Tour
◇Trekking Guide
◇Outdoor Workshop
◇Watercolor Painting
キャンプノース アウトドアサポート
Art Work
主にアラスカの自然をテーマに水彩画の制作をしています。
北極大平原
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ブルックス山脈の北を北極海まで広がるツンドラの大地。初夏にはカリブーが数十万頭の群れを作るという伝説の原始自然。僕たちは北極海にほど近いターナー川のほとりでキャンプしながらカリブーの大群が現れるのを期待してずっと地平線を眺めて過ごしていた。結局カリブーの大群には出会えなかったが、この時のキャンプはアラスカの旅の中でも思い出深いものとなった。
デナリのオオカミ
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オオカミは神秘的な野生動物だ。 何度か出会っているが、人間を見ると矢のように走り去り、姿を消してしまう。でも、この時は違った。当時(2009年)デナリ国立公園ではオオカミが人間を恐れなくなってるという問題が起こっていた。 このオオカミは、たくさんの人がカメラを向けているにもかかわらず、僕の目の前をゆうゆうと通り過ぎていった。
夏至の雪
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夏至の日、北極圏野生動物保護区のジェイゴ川沿いを重いザックを担いて歩いていた。雨が降り出し、やがてみぞれとなり、雪に変わった。どんどん体が冷えてくるのでそれ以上進むのを止めてキャンプを設営した。翌朝は一面の雪景色となったが、雲が切れ、太陽が顔を出すとあっという間に雪は消えて初夏の風景に戻った。北極圏の気象の変化は激しい。
原野の流れ
40,000円(333×242cm フレーム付き)
広大な大地に幾十もの線を描き、自由奔放に流れるアラスカの川。人間の手によって改修されている日本の川とは正反対の野生の流れは何度見てもいいものだ。こういったアラスカの川を何度となくカヤックやパックラフトで旅をした。川の周囲には青白く輝く岩山がどこまでも連なっている。名前のついている山などほとんどないのだが、どの山もとても堂々とした風貌をしている。
北極海
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コンガクット川をカヤックで下り、ついに北極海に出た。北極海はまだまだ氷に覆われていたが、場所によっては氷が少なく、ぼくたちは氷のない海面を探しながらカヤックを漕いだ。そして、ここはホッキョクグマの生息地。いつも北極の王者の存在を意識していた。結局出会うことはなかったが、その姿を見たい反面、現れないことを願いながら北極海を旅した。
ジェイゴリバー
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北米大陸最北の山脈・ブルックス山脈から流れ出し、北極海へ注ぎこむジェイゴ・リバー。 春から初夏にかけてカリブーが大群を作ってこの川の流域を移動するという。写真家の故・星野道夫さんの写真にその壮大なシーンが残されている。いつかその写真の中の風景を見たいと思ってずっと憧れていた場所だった。2週間以上もキャンプしながらこの川を下り、結局カリブーの大群には出会えなかったがいくつもの美しい風景は今でも目に焼き付いている。
アークティック・ポピー
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ホッキョクヒナゲシと呼ばれるケシの一種。
日本では利尻島でしか同じ種を見ることができない高山植物。岩場やツンドラなどの荒涼とした原野に可憐な黄色い花を咲かせる。
それまで、植物の名前など知らなかったぼくが最初に名前を覚えて好きになった花だ。
夏のアラスカの原野を歩いているときは、いつもこの花を探している。
ドールシープ
25,000円(165×121cm フレーム付き)
北極圏のコンガクット川をカヤックで下っていると、川岸の崖の上に白い点を見つけた。近づいてみるとやはりドールシープの群れだった。 彼らはオオカミやクマといった捕食者から身を守るために急峻な岩場を住みかとしている。 川岸に上陸してしばらく動かずに見ていると、危険がないと思ったのか、崖を降りてきてヤナギの若芽を食べ始めた。「哲学者」とも呼ばれる端正な姿にじっと見とれていた。
カリブー
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カリブー(アメリカトナカイ)。 北極圏ブルックス山脈を歩いているとカリブーの小さな群れに出会った。周囲数百キロに村も道路もない原始自然の中での野生動部との出会いは、自分の動物としての弱さを思い出させてくれる。 1頭のカリブーがふと立ち止まり、不思議そうにこちらを眺めていた。もしかしたら人間を初めてのか見たのかもしれない。