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「Arctic Eyes 」について

今でも手つかずの大自然が残っているアラスカ。

その魅力に取り憑かれて20年以上アラスカの原野を旅してきました。

 

見渡す限りのツンドラの平原が北極海まで広がる北極大平原。

そのツンドラの原野を、

いく筋もの川の流れが自由なドローイングのように線を描いています。

 

川沿いの砂地を歩くと時折動物たちの足跡を見かけます。

クマ、オオカミ、キツネ、クズリ、

そしてこの地域の”鍵となる種”と言われているカリブー(アメリカトナカイ)。

この地域は古代よりカリブーが巨大な群れを作って旅をしてきた土地なのです。

​カリブーのような大型動物が何万頭という大きな群れを作る場所は、他にはアフリカくらいではないでしょうか。

今の地球では、まさに奇跡のような原始自然が残っているのがアラスカ北極圏なのです。

​北米最北の山脈・ブルック山脈は地球の歴史を物語る地層の収縮を刻み込んだ岩山の世界です。

人の気配などない無名の岩峰群が、東西に1,100kmにわたって連る圧倒的な自然景観。

それは本物のウィルダネスに魅かれる人たちの憧れの地です。

『Brooks Range is dream!』

いつか旅の途中で出会ったイタリアの青年が言った言葉がそれをよく現しています。

アラスカ中央部に位置するデナリ国立公園はアラスカで最もポピュラーな国立公園で、毎年多くの観光客が訪れます。

とは言え、デナリ国立公園は一歩道路から踏み出せばそこには原始自然が広がっています。

ですから観光客だけでなくアラスカらしい本当のウイルダネスを体験したい人たちの聖地にもなっています。

 

また、南の海沿いの”南東アラスカ”と呼ばれている地域の自然は北とはまったく違う表情を見せてくれます。

巨木に覆われた深い森。

その森から流れ出る川は栄養価が高く、海を潤わせ、その海にはザトウクジラやシャチ、アザラシなどの大型海洋動物の聖域となっています。

「Arctic Eyes」は日本では失われてしまった原始自然を今も残すアラスカの自然を体験していただくことを目的としたプログラムです。アラスカツアーや、実際には行けなくてもその壮大な自然に思いを馳せる写真展やスライドショー、そして水彩画展などを開催しています。

地球上から次々と原始自然が姿を消してしまっている現代においてアラスカは貴重な存在です。

しかし、アラスカも開発の波にさらされ続けていることは日本ではあまり知られていません。

多くの人たちの努力によってかろうじ保護されてきているのが現状です。

まずは様々な事実を知っていただくことで、その大自然を後世にも引き継ぎ、そして、アラスカだけでなく日本の数少ない貴重な自然も残して行く一助になればと思っています。

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​ アラスカツアー 

オーロラ&ネイチャーツアー

誰もが1度は見てみたいと憧れるオーロラ。

その神秘的な光の舞いは何度見ても心を揺さぶられます。

オーロラは極北であればいろいろな所で見ることはできますが、見られる条件はまず晴天であること。
アラスカ内陸部の冬は晴天率が高いため、その条件をクリアしやすい場所です。

また、オーロラを見る、といっても極寒の中で待つわけではありません。

暖かいオーロラ観測キャビンでお茶を飲みながらオーロラを待ち、オーロラが出たら外へ、というスタイルですので、寒いのが苦手な方でも十分に楽しむことができます。

防寒着のレンタルもありますので特別な服装も必要ありません。

オーロラは自然現象のため、例え晴れていても必ず見られる、というわけではありませんが、それでも極北の夜空を見上げながら過ごした時間はいい思い出になるものです。

 

また、アラスカの自然をできるだけ満喫できるように、日中は「ネイチャーツアー」を組み込んであります。

極北の森を散策し、もしかしたらムース(ヘラジカ)に出会えるかもしれません。

犬ぞりツアーやスノーシューハイクなどのオプショナルツアーもご用意しております。

 

現地の友人ガイドと打ち合わせて仕上げた、大人数のツアーでは経験できない、少人数制のツアーならではの内容の濃いツアーとなっております。

現地のガイドは独自のプランで定評のあるネイチャーイメージです。

 

ぜひ、極北の冬の自然の美しさを一緒に体験してみませんか?

5名以上で実施できますので、お気軽にお問い合わせください。

日程や費用をアレンジしてご連絡いたします。

 

オーロラツアーの様子をアップしていますのでご覧下さい

夏のネイチャーツアー

夏のアラスカは白夜の季節です。

夜になっても暗くなることがないので、オーロラを見ることはできませんが、大自然の躍動を見るには最高の季節です。

 一瞬の極北の夏は、様々な自然が生命の輝きを見せてくれます。

たくさんの可憐な高山植物、グリズリー、ムース、カリブー、オオカミ、キツネ、マーモット、オオヤマネコなどの動物たちが極北の短い夏を 懸命に生きています。

また、アラスカ鉄道に乗ったり、または太平洋岸の南東アラスカと言われる地域を訪れ、海に落ちこんでいる氷河の見学、ザトウクジラやアザラシなどの海洋ほ乳類を見に行くこともできます。

アラスカの自然の中で過ごす時間は絶対に忘れられない体験となるでしょう。

 

 

​ 水彩画展/スライド&トーク/写真展 
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アラスカを旅しながら水彩画を描いたり、写真を撮ったりしてきました。

単なる旅の記録のつもりだったのですが、2014年に地元の山梨県北杜市の美術館・「旅と空想の美術館」さんが写真展をやらないかと声をかけてくださいました。

写真家でもない自分が写真展。

写真の画質も決して良いものではありませんでしたが、写真に短い文章を付け、あたかも見ている人がアラスカを旅しているような気分になれるような展示ならば面白いかも、と思い開催させていただきました。

今後も地元のカフェやアウトドアショップなどの誰でも気軽に見られる場所で開催していきたいと考えています。

もし、展示のご希望がありましたらどこででも展示しますのでご連絡いただければと思います。

また、アラスカの旅の様子を紹介するスライド&トークショーも開催させていただいています。

アラスカは簡単に行ける場所ではありませんが、その大自然に思いをはせることは、現代の日本に生きる私たちに希望を与えてくれる時間にもなるはずです。

どうぞお気軽にお問い合わせください。

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