北八ヶ岳・縞枯山スノーシュートレッキング
見事に八ヶ岳ブルーの空が広がった日。
去年のリベンジ組2組みを含む6名様を縞枯山へご案内しました。
今年は雪が少なくてなかなか冬の北八ヶ岳らしい景色をご覧いただけなかったのですが、
今日はバッチリです!
まずはロープウェイで一気に標高2,200mの亜高山帯へ。
みなさん、服装や装備はバッチリです。
集合時に装備や服装をチェックさせていただき、足りない物はレンタルしていただいていますが、お一人だけオーバーグローブをレンタルしていただいただけで今日の参加者の方はほぼ満点でした。
背景の雪化粧したシラビソの木々が美しく雪山らしい雰囲気を盛り上げてくれています。
写真の右奥に見えているのが北横岳。
過去1万年以内に噴火活動が確認されているため、八ヶ岳の中で唯一「活火山」に指定されている山です。

前日に降雪があったので雪原のシラビソの木がとてもきれいです。
この木を見ると高山に来たなあと思えます。

雲が出てきました。
青空バックの冬の木々はもちろんきれいですが、こんなモノクロームの世界も冬山の魅力です。

景色のいい縞枯山展望台への最後の登りです。
息があがりますが、後ろに南八ヶ岳の山々も見えてくるのでがんばれます。


縞枯山展望台に到着です。
中央の枯れ木についてエビのシッポが風の強さを物語っています。
雪山らしい風が吹いていて、ここまで来た苦労が報われる瞬間です。
ガスってしまいましたが、ところどころに青空が見えていて、時おり雲間から周囲の山々の姿も見えます。
南アルプス、中央アルプス、浅間連峰などの名峰がずらりと並んで見ることができます。
縞枯山展望台を堪能したらランチタイムです。
いつものようにシェルターを設営し、雪のテーブルを作ってのんびりとランチを楽しんでいただきます。
ランチメニューはホットサンドと具沢山のトマトスープです。
シェルターの中で暖かい食事をとれば汗をかくほど体が温まります。
冬山装備にツェルトやバーナーが必要なのを実感できる体験となります。
こちらが縞枯山のもうひとつのビューポイント。
シラビソの幼木地帯なので視界が開けます。
遠くに雲海を従えて北アルプスが見えています!

振り返れば急峻な南八ヶ岳の名峰も姿を見せてくれています。
南八ヶ岳は北八ヶ岳よりも古い火山なので、侵食が進み山の骨格が露出していると言われています。
手前のシラビソの枯れ木に付いたエビのシッポも厳しい冬山らしさを演出してくれています。

写真撮影タイムです。
中央アルプスも見えていますね。

こちらが縞枯山山頂。