スライド&トーク『ザ・アークティック・レフュージ』〜アラスカ・北極圏野生動物保護区へ〜
1月23日(日)
|カフェスロー(国分寺市)
🔷 参加費:大人/1,500円+ドリンク代500円 25歳以下/1,000円+ドリンク代500円 小学生以下/無料 🔷 予約制でお弁当の販売有 ◎季節野菜のオリジナル弁当/1,400円 ◎車麩カツのノリ弁当/1,000円(1月20日の18:00まで予約受付*お弁当はキャンセル不可)
日時・場所
2022年1月23日 19:00 – 21:00
カフェスロー(国分寺市), 日本、〒185-0022 東京都国分寺市東元町2丁目20−10
イベントについて
「アークティック・レフュージ(北極圏野生動物保護区)」通称ANWRはアラスカ北極圏に広がる広大な保護区です。
「保護区」と言っても、そこには道も村もない原始自然が広がっているだけで、小さな島国に暮らしている私たちの想像を超えた世界です。
毎年5〜6月になるとカリブー(アメリカトナカイ)が出産のために北極海沿岸へと移動し、数十万頭の群れをつくるという、太古の昔と変わらない自然の営みが繰り返されている、今の地球上でもっとも貴重な原始自然が残っている場所のひとつだと言われています。
1997年の夏に初めてANWR南部を訪れて以来、すっかりアラスカの自然に魅せられてしまい、それから毎年のようにアラスカ各地をカヤックやバックパッキングで旅してきました。
そして、2008年にブルックス山脈から北極海へと広がる北極大平原をカヤック旅してからは、カリブーの大群に出会うことを夢見て今もANWRに通っています。
今回のイベントでは、パックラフトやバックパックなどの実際にアラスカで使った道具を展示し、旅の様子や野生動物との出会いをスライドとトークでお伝えすることで原始自然の中を一緒に旅しているような感覚をシェアしていただき、そして、いつかアラスカの自然を旅してみたいと考えている方の一助にもなればと考えてます。
また、ANWRはアメリカの自然保護活動の象徴的な場所でもあります。
北極海沿岸には原油や天然ガスの存在が確認されており、開発か保護かでずっと揺れているのです。
アメリカ議会が承認すればその採掘が進められてしまうのですが、様々な人の活動により、今まではかろうじて開発は免れてきました。ANWRは国立公園のように人が自然を楽しむために利用する仕組みなどはなく、そのままでは「経済的」なものは生み出さない場所です。しかし、そこは、昔からカリブーに依存して暮らしてきたネイティブの人たちに「生命が始まる聖なる土地」と呼ばれてきた場所で、彼らの精神的な基盤でもあったのです。そして、自然から離れて暮らしている私たちにとっては、自然が自然のままであり続けている土地の存在は、自然と人間の関係について何かを伝えてくれていると思うのです。
*イベントの売り上げの一部は、アラスカのフェアバンクスで環境問題に取り組んでいる団体に寄付します。
会場のカフェスローはオーガニックなご飯物やサンドイッチ、デザートを提供。
ライブ演奏や環境を意識したイベントも開催しているアートな雰囲気の明るいカフェです。
イベント当日の流れは以下のとおりとなります。
◇開場(受付開始)
18:30
・受付時にドリンクチケットをお渡しします。
・また、お弁当をご予約の方にはフードチケットをお渡しします。
・ドリンク2杯目以降はキャッシュオンでの販売となります。
*ドリンクのラストオーダーは20:00となります。
◇開演〜
19:00〜19:50 スライド&トーク
19:50〜20:00 休憩&ドリンクオーダー(20:00オーダーストップ)
20:00〜20:30 スライド&トーク
20:30〜20:50 フリートーク(質疑応答など)
◇終了
21:00 ご参加ありがとうございました!
*お願い。
新型コロナウィルス感染防止対策として、手指消毒、マスクの着用などのご協力をお願いします。